神津島の表玄関とも言える「前浜港」は、大型船やジェットフォイルの発着場でもありながら、釣り人にも人気の好ポイント。
港内・外で様々な釣りが楽しめ、足場も比較的良好で初心者にも優しい釣り場です。村落からも近く、神津島で最も人気の高い釣り場です。
桟橋は先端が外洋に突き出ているため潮の流れがよく、足元も磯より安全です。
航空写真を見ると海底の様子がわかります。岩場なのか砂地なのか、参考にしてください。
まだ完成していない港なので、年々西側に長さが伸びています。
【釣りをするときの注意】
▼神津島港ライブカメラ(出典:東京都港湾局提供)
住所 :東京都神津島村37
アクセス:前浜港すぐ
トイレ :まっちゃーれセンターの中と外にあり
自販機 :多港湾三浦港先客待合所前と漁船が留まっている方にある
売店 :近くにはないため必要なものは事前準備推奨
足場 :堤防は安定しているが、夜は注意が必要。また冬から春は海藻が生えていて滑るので注意
風 :東、北、南であれば釣りができる。西風が強い時は桟橋に波がかぶってしまい桟橋に入れなくなる
神津島の一級ポイントです。
人気があり魚が釣れているときはずっと混雑しています。
朝5時に行っても入る場所がないこともあり、地元のルアーマンや桟橋漁師と呼ばれる方々が、毎日のようにいます。
早朝と夕方はルアーマン、朝から昼過ぎまではエサ釣りや泳がせ釣りの方が多いです。
潮通しが良いので、キハダマグロ、ハガツオ、シイラなど回遊魚がよく釣れる場所です。
日によって潮の流れが変わります。
北から南に潮が流れているときと、逆に南から北に流れているときがあります。
仕掛けを投げるときは潮下の人の迷惑にならないように気を付けましょう。
◆ おすすめの釣り
北から潮が流れているときは、先端よりも先に魚がヒットすることがあります。
キハダマグロも何度か当たっています。
◆ おすすめの釣り
底はほぼ根とブロックで、水深は15mくらいあります。エサ釣りでイサキを狙う人がたまにいます。
アカイカが釣れるシーズンになると、ここから根本まで釣りをする人が並びます。
アオリイカを狙う時もここから優先的に狙っていくことが多いです。
実績もありますし、これ以上先端側に進むと潮の流れが早くなり、エギが扱いにくくなるからです。
◆ おすすめの釣り
海底は石が多く、水深は10メートル程度です。アカイカ釣りでは結構人気の場所です。近くにはテトラポッドがあります。
アオリイカのポイントでもあります。
◆ おすすめの釣り
カンパチがよく釣れるポイントです。
西側は潮の流れが早くジグは扱いにくいので、ジグを投げるときはここに入ることが多いです。
ハガツオなどの回遊魚も回ってくるので、ミノーもありです。
◆ おすすめの釣り
底はほぼ砂地で、桟橋付近にはブロックが沈んでいます。水深はおそらく15mくらいです。
エサ釣りやサビキ釣りをしている人が多いポイントです。
大型のカンパチが釣れるポイントです。
ハガツオなどの回遊魚も入ってきます。
◆ おすすめの釣り
近くにテトラポットがありますが、底は砂地で、水深は10m程度です。ムロアジやマアジの群れが入ってくることがあります。
ここはエギングの初心者におすすめのポイントです。
神津島では唯一海沿いに街灯があり、海が光で照らされるため小魚が集まります。
アオリイカがエギを追ってくればサイトフィッシング(見ながら釣ること)を楽しむことができます。仕掛けやシャクったときの糸ふけも見えるので、慣れていない方の練習に向いています。
潮の流れも緩やかなので、先端や北側でエギが着底しない場合にもここなら釣りができることが多いです。
◆ おすすめの釣り
港の中も意外と魚はいます。